ガスターのガス給湯器はユプロが格安で交換します

お使いの給湯器に「お湯が出ない、お風呂の湯沸かしができない、シャワーのお湯が水に変わる、リモコンの電源が頻繁に落ちる」などの症状がありましたら、故障の前兆ですので修理または交換が必要です。

また、ガスター製に関わらず給湯器の平均耐用年数は10年ですので、使用期間が10年以上の給湯器に不具合が発生したら、故障する前に交換をご検討ください。

ガスターの給湯器はユプロが格安価格で交換します

給湯器交換のユプロでは、ノーリツやリンナイやパロマといった大手メーカーから直接機器を仕入れていますので、超特価価格&スピーディな交換対応が可能です。

受付は年中無休で、在庫や予約状況によっては最短で即日中の工事にも対応可能。

急に給湯器が故障した、お風呂が沸かない、湯はりや追い焚きができないなど、お湯トラブルでお困りの際はユプロまでお気軽にご相談ください。

ガスターの給湯器を交換するならリンナイがおすすめ

現在ガスターの給湯器をお使いの場合、給湯器交換のユプロではリンナイ製品への交換をおすすめしております。

給湯器はメーカーが変わっても号数や基本性能が同じであれば、これまでの使用感と変わらずお湯をお使いいただけますが、配管の接続位置や本体サイズ、リモコンの操作性などは異なります。

異なるメーカーの給湯器を設置する場合、配管の接続が複雑化する可能性があることや、以前の給湯器の設置跡が目立つ可能性があること、マンションのPS設置タイプなどではサイズの違いによりオプション部品が必要になるケースがあることなども懸念されます。

そのため、工事費を抑えて見た目をキレイにするのであれば、メーカー販売が終了している給湯器は後継メーカーへの交換がおすすめとなるのです。

ガスターブランドの給湯器は販売が終了しており、現在ガスターは東京ガスで販売されるガス給湯器や風呂釜、TES熱源機の製造をリンナイブランドにて製造しています。

ユプロではリンナイのエコジョーズや暖房機、追い焚き付き給湯器などを低価格でご提供しておりますので、ガスターからの交換はぜひおまかせください。

ガスター給湯器のお問い合わせはリンナイへ

ガスターが販売していたガス給湯器に関する製品への問い合わせ・修理受付は、現在リンナイが引き継いでいます。

修理の申し込みや、自主点検、製品情報に関するお問い合わせは、リンナイのサービスショップにご連絡ください。

ガスターメンテセンター(リンナイお客様センターが受付)

電話番号：0120-026-910

ガスターではガスふろ給湯器、壁貫通型ふろ給湯器をはじめ、給湯暖房用熱源機やバランス型風呂釜、床暖房温水マットや家庭用燃料電池(エネファーム)などを中心に給湯器やガス機器の製造を手掛けてきました。

その中から、ガス給湯器の代表的な製品の種類や機能についてご紹介いたします。

ユメックスシリーズの展開

YUMEX(ユメックス)は、ガスターとINAX(現LIXIL)の共同ブランド名で販売されていたガス給湯器です。

ユメックスシリーズで展開されていた給湯器は、ご家庭の状況に合わせた製品選びができるよう種類が多岐にわたっています。

単身世帯ほかお湯の使用量が少ない方向けの給湯専用ガス給湯器、追い焚きとお湯はりが自動のオートやフルオート、温水暖房対応機種、団地や公営住宅を中心に設置されている壁貫通型タイプなどがあり、更に各種類には従来型と省エネ性に優れたエコジョーズタイプがあります。

首都圏を中心にシェア率を拡大してきましたが、現在ではユメックスシリーズは製造販売を終了しています。

そのため、ユメックスのロゴが入っている給湯器が故障したら、他メーカーへ交換となります。

省エネ型ガス給湯器のエコジョーズ

ガスターではINAXとの共通ブランドである｢ユメックス｣より、エコジョーズタイプのガス給湯器も販売していました。

エコジョーズはお湯を作る際に出る高温の排熱を再利用することで、従来型よりも高効率な湯沸かしが実現されたガス給湯器です。

排熱ロスを低減することで、従来型より少ないガス量でこれまで通りの量のお湯を沸かすことができます。

ガス量が減ると毎日の入浴や家事に必要なお湯を沸かすためのガス代が節約でき、さらにはCO2の排出量も削減できますので地球温暖化対策にも一役買っています。

特に給湯量の多い温水暖房付き熱源機、オートやフルオートなど追い焚き付き給湯器では高い省エネ効果を期待できます。

給湯暖房熱源機／TES熱源機

ガスターは2003年より、エコジョーズタイプのTES(給湯暖房熱源機)の製造販売を開始しました。

給湯暖房熱源機は温水を利用して給湯やお風呂の追い焚き、床暖房などの暖房ができる高性能な給湯器です。

ガスを利用して沸かしたお湯を家の各所に送ることで、キッチンや洗面所、バスルームなどで使う温水の給湯をはじめ、お風呂の湯沸かしや追い焚き、洗濯物を乾かしたり高齢者のヒートショックによる入浴事故を防止する浴室暖房乾燥機の使用、各部屋の温水式床暖房の使用などにも給湯器1台で対応できるため効率的で無駄がありません。

TES熱源機は東京ガスが展開する温水システムの商品名で、中身は給湯暖房熱源です。

東京ガスから販売されている給湯暖房熱源機(TES熱源機)のうち、AFSやKRS、BRSシリーズなどガスターが製造を手掛けてたTES熱源機製品は少なくありません。

ふろ給湯器

ふろ給湯器の基本機能は、「給湯・お湯はり・追い焚き」です。

蛇口やシャワーからお湯を出し、自動でお風呂のお湯はりや追い焚きを給湯器1台で行うことができます。

ガスターから販売されていたふろ給湯器は、型番がOURB、URB、YRUF、YRFSなどから始まるシリーズで展開されていました。

ガスター製のふろ給湯器の主要商品としては、1984年に開発販売が行われた壁貫通型ガスふろ給湯器(ホールインワン)、2004年に製造販売が開始されたエコジョーズタイプのふろ給湯器などがございます。

また、2006年には潜熱回収型壁貫通型ふろ給湯器が省エネ大賞を受賞しています。

給湯専用給湯器

給湯専用ガス給湯器は、蛇口やシャワーなどで使うお湯を作ることができます。

追い焚きや自動お湯はりなどの機能が搭載されていない、シンプルで安価な給湯器です。

ガスターから販売されていた給湯専用給湯器は、型番がOUR、UR、YRUXなどから始まるという特徴があります。

また、高温差し湯タイプの給湯専用給湯器では、型番の頭がOURB、YRUJとなどから始まるという特徴がございます。

浴室内設置型FF式ふろ給湯器

浴室内設置型FF式ふろ給湯器は、浴室内の浴槽に隣接して設置する昔ながらの給湯器です。

給排気を行う煙突が壁を貫通している強制給排気(FF)式の仕様で、追い焚き専用タイプのほかに、シャワー機能を備えた製品もあります。

給排気はファンを使って強制的に空気を循環させますので、炎の燃焼に必要な酸素をしっかり取り入れることできるため従来の風呂釜より給湯能力が高めです。

ガスター製のFF式風呂釜では給湯器内の水の流れを検知する水量センサーが搭載されていて、検知機能が働くと信号を出力。

給湯バーナーの点火などを指示する役割を果たしている制御部品がこの信号を検知すると、バーナーが点火して出湯する仕組みになっているのが特徴です。

なお、2013年3月から2014年7月までに製造されたガスター製の浴室内設置型FF式ふろ給湯器は、一部製品がリコール対象となっていましたが、東京ガスに権利が移管したのち対象機器の点検や部品交換などの作業はすべて完了となりました。

シャワー付きBF風呂釜(バランス釜)

バランス釜はBFと表記され、その名の通りバランス良く給排気ができることが特徴で、一酸化炭素中毒事故のリスクが低い給湯器です。

屋外から取り入れた空気で炎を燃焼させてお湯を沸かし、屋外に燃焼排ガスを強制的に排出します。

もともと風呂釜といえば浴槽に貯めた水を給湯器に循環して加熱するだけでしたが、技術の進歩とともにバランス式風呂釜またはバランス釜と呼ばれる機種が開発・販売されるようになりました。

機器から直接給湯が可能ですので出湯管を使った浴槽へのお湯はりや、勢いのあるシャワーを楽しめます。

ガスターは給湯器メーカーの中でもいち早くバランス釜の開発に着手し、ER-S やSR-Sといったシリーズが公団住宅を中心に幅広い地域で普及していました。

ガスター(GASTAR)は1959年（昭和34年）8月に関東ガス器具という名称で設立されました。

首都圏におけるオンリーワン・ガス機器メーカーとして、長年にわたってお湯のある快適な暮らしを提供するためにガス機器の開発、製造を手掛けてきました。

時代を先駆けた技術と発想により、大衆浴場での入浴が当たり前だった1965年には、家庭でお風呂に入れる内風呂文化へのシフトとなるバランス型風呂釜の開発に成功。

人々の日々の暮らしに寄り添い、家でお風呂に入る文化を創りあげ、サポートしてきました。

その後も常に最新技術の開発や研究を重ね、安心で安全で信頼されるガスふろ給湯器・ガス給湯機を時代のニーズに合わせて製造しています。

現在では地球温暖化防止や省エネルギーといった時代の要請に応え、環境に配慮した高効率給湯器のエコジョーズを中心に、温水を利用したガスふろ給湯暖房用熱源機の製造に取り組んでいます。

給湯機能に加えて床暖房や浴室暖房乾燥機と組み合わせたお湯を利用した快適な暮らしが提供できるガス機器の製造が、現在力を入れている分野の一つです。

また、大震災などの災害が多発する中で、家庭でも発電ができる家庭用燃料電池エネファームの製造にも積極的に取り組んでいます。

日本のエネルギー構造のシフトと環境の未来に貢献できる環境配慮型商品の製造を得意とするのがガスターです。

ガスターの給湯器事業について

現在では経営権の譲渡や株式の取得などの事情があり、大手のガス給湯器関連メーカーのリンナイの傘下に入ったことで、製造した製品は主にリンナイや東京ガスなどの大手企業を中心に納品されています。

そのため、リンナイや東京ガスを通じて購入された給湯器が、実はガスター製ということも珍しくありません。

ガスターの給湯器への取り組み

今では家庭内にお風呂があるのは当たり前ですが、高度成長期の前に当たる戦後の復興がようやく進んできた1950年代は、日本ではまだ銭湯に通うのが当たり前の時代でした。

そうした環境にあって、給湯器やバランス型風呂釜を開発し、いち早く内風呂文化を創り出す先陣を切っていったのがガスターです。

1965年にバランス型ふろ釜を発表して住宅公団への納入がスタート、1967年には本社を品川五反田から神奈川県大和市に移転して、1971年に商号をガスターへと変更しています。

1973年には温水機器専門メーカーに移行したのちは、1980年にコンパクト大型給湯器をリリースし、1982年には給湯器OUR-13号が太田賞の栄誉に輝きました。

1984年に壁貫通型ガスふろ給湯器(ホールインワン)を開発、1987年には空調機器部門へも進出を果たして、ガスエンジンヒートポンプエアコン(GHP)をリリースします。

株式会社INAX（現・株式会社LIXIL）と業務提携を果たしたのは1989年で、資本金を24億5千万円へと大幅増資も果たしています。

1993年には床暖房用の温水マットとCOセンサー付FE給湯器を東京ガス向けに提供するようになり、大手企業からの信頼を続々と集めていきました。

1995年に開発した次世代給湯器アステージシリーズは低騒音、低NOxガスバーナーによって日本燃焼学会技術賞を受賞し、続く1996年には次世代給湯器の開発で(社)日本瓦斯協会技術大賞・技術賞を受賞しました。

こうした功績や技術の高さが目に留まり、1999年にはリンナイ株式会社との業務提携にも成功します。

2000年に給湯器エコジョーズ（高効率給湯器）、2002年にはTES（給湯暖房ふろ用）熱源機、2003年にはコージェネシステム(省エネ・熱電併給)製造・販売開始と環境配慮型の製品開発に力を入れ、2006年には潜熱回収型壁貫通型風呂給湯器（エコジョーズHOL）が省エネ大賞を受賞、2007年には機械学会動力エネルギー技術シンポジウムで優秀賞、2008年には日本ガス協会技術賞を獲得しました。

その後も勢いは止まることなく、2009年にはYUMEX給湯器をガスターブランドとして販売を開始しました。

新たに再生可能エネルギーを利用できる太陽熱利用ガス温水システムSOLAMOの販売を2010年にスタート、2015年には壁貫通型ふろ給湯器と浴室暖房対がセットになったホッとバスの製造と販売もスタートさせています。

2016年には経営権が東京ガス株式会社からリンナイ株式会社に移管されることが決まり、リンナイグループの一員として新たなスタートを切ることとなりました。

常にユーザーにとってのベストクオリティを追求し、安全性と高品質な製品づくりに務めながら、地球環境にも配慮した生産を行っています。

生活の利便性の追求と環境への配慮、省エネなどを踏まえた最新の技術を導入しながら、給湯器をはじめとするガス機器の独創性を追求し、真に快適である製品を世に送り出せるようチャレンジしており、常に業界のトップランナーを目指している企業です。